最近ある言葉を知りました。
大根はいびきをかいて育ち、白菜はあぐらをかいて育つ
この言葉はいつ、誰が言い出したかは分かってはいません。
ただ、著名な詩人である高村光太郎さんの
『ブランデンブルク』という詩にある
「三畝のはたけに草は生えても
大根はいびきをかいて育ち
葱白菜に日はけむり
権現南蛮の実が赤い。
という部分が変化してのもの、みたいです。
ちなみにブランデンブルクはバッハの協奏曲を指します。
高村光太郎さんがブランデンブルク協奏曲を聴く中で、
情景を思い浮かべての詩です。
畑に草は生えても、大根はいびきをかいて、白菜はあぐらをかいて育っていく。
雑念に苛まれますが、願い手、祈り手として、
どこを捉えさせていただくべきか。
事柄を通して大きく育つもの―見逃さないようにしていきたいものです。
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