2008年3月4日火曜日

2月17日、沖縄遺骨収集2日目

沖縄遺骨収集2日目、天候にも恵まれ、暖かい陽気となりました。
沖縄で「暖かい」という表現は不思議かも知れませんが、
今年は遺骨収集当日を迎えるまで天候を心配されていたとのこと。
雨ではなかなか作業が難しいというふうに想像します。
上記の写真はよく分からないかも知れませんが、弾丸の破片です。
沖縄が戦場となったことを物語るものです。
一見、岩の色と区別がつきにくいです。
不発弾の可能性もあるので、むやみにさわらないようにとのこと。
火薬というものは、濡れても関係ないそうです。
こちらは金光教の祭壇です。
発見されたご遺骨は、丁寧に土や埃を落とし、慰霊祭を仕えた後、
公共の納骨堂に納められるそうです。
今回は3体の「完全一体」のご遺骨が安置されることとなりました。
「戦争」というものが残したもの。
それを考えようとしても、今この時も世界では戦争や紛争が絶えることがありません。
そうとして、世界真の平和を願い行動することを続けることが大切です。
今回の遺骨収集御用奉仕を通して、なかなか言葉では表現することが難しいですが、
体験から体感することができたと思っています。
この体感してきたことを、今度は言葉として語り告げていく使命があると感じています。
「停戦」や「不戦」ではなく、やはり「非戦」を願い、祈っていきたいと思います。