2008年5月1日木曜日

雨後の筍

食べるのには成長し過ぎたものですが…
採らないと、どこまでも根が広がってしまうこともありまして…

地面の下に根を張り巡らせて、
雨後には一斉に地面に顔を出す筍。
中にはコンクリートを持ち上げているものもありました。
竹の子どもを食べようなんて、誰が始めたんでしょうかね。
動物が食べているのを見てから、食べるようになったとか聞きます。
「食物」はそれぞれにいのちを繋いで、
それを紡いで私たちは生きていることになるわけですね。
改めて、筍の、その驚異的な生命力に、
「人間としての生きる力は近づけているのだろうか」とか、
そんなことを考えた初夏を思わせる日でございました。