2008年5月26日月曜日

地鎮祭

先日、地鎮祭を仕えました。

金光教では
「神である土地にお礼申し上げ、工事中の安全を祈願し、その家を願う」
儀式です。

…といっても、私はお手伝いでいきました。

まだまだ祭主を仕える立場ではありません。


写真は土地を浄めるためにまかれた塩です。



不浄穢れを浄めるためにまく、というものですが、


パソコンのシステムツールで言えば「デフラグ」になるかと思います。


知らず知らずのご無礼不行き届きをお詫びし、土地を浄めるためのものです。


浄めることを通して、自らの心をも綺麗にしていくのだとも思います。


前橋は風の強いところです。


以前地鎮祭を行った時に、強風で天地書附を奉掲していた額が倒れ、


割れてしまったことがありました。


祭典後、工事関係者の方が「神風が吹きましたね」と

仰ったことを覚えています。


これは単なるプラス思考ではなく

「地鎮祭を仕えた。さあ、これから建築するぞ」というような、

心の面での準備が整っておられたから、言われた言葉だと思います。


単に儀式を仕えるのではなく、その時の心の持ちようがどうであるか。


信仰をする上で迷いのない姿勢を改めて教えられた、

私の大切なエピソードです。