2008年1月29日火曜日

初釜ボランティア


毎年行わせて頂いている初釜ボランティア。
今日を含め、計3回行ってまいりました。
福祉施設や病院を訪問し、行っておりますが、
いつも職員さんの分を考慮して準備するようにしています。
実際、職員さんの方が作法などを真剣に教わっている光景が印象的でした。
写真の方はプライバシーの関係から、
初釜で飾った蝋梅(ろうばい)を掲載させて頂きました。
「”蝋細工”のような、梅に似た花」から、蝋梅となったようです。
とても香りの良い花で、こういった雰囲気作り、心遣いも勉強になりますね。
いざそういった雰囲気の中で、改めて抹茶をいただくと、
心身共にリフレッシュされる思いです。

2008年1月21日月曜日

ノイズ2

かつて、救急車・救急隊員は医療行為ができませんでした。
患者が医療器具を装着している場合、触れることができなかったそうです。
「運び屋」でしかなかったという時代があります。
(今では法律も変わり、医療行為が認められています)

その変革の時代を過ごした方が、以前テレビで取り上げられていまして、
番組の最後に次のように仰っていました。

「救急車のサイレンを聞くと『頑張れよ!頼んだぞ!』という気持ちになる」

運び屋でしかなかった時代、
目の前の人に何も施すことができない時代を過ごしたというその方は、
救急車のサイレンを「安心を知らせる音」とも言っておりました。

救急車の到着を知らせ、もう大丈夫だという安心感を知らせる音だ…と。


日々聞こえてくる様々な音。
ノイズと思うか、勇気の音と思うか。
本当に人それぞれですね。

2008年1月19日土曜日

ノイズ

昨年、関東のある駅で、後ろから来る電車に気がつかず、
跳ねられて亡くなるという事故がありました。
亡くなった方はイヤフォンかヘッドフォンをしていたとのことです。

最近は機能がよくなり、
外部の音をシャットアウトするものがあるらしいのですが、
それはそれで危ないことだと思いました。
クリアーな音を楽しみたいという、それ自体は何も悪いことではありません。

しかしながら、その時は“ノイズ”と思えているものでも、
ある程度聞こえていないとたいへん危険なのです。
外部の音をシャットアウトするというのが、
(体験したことがないので、何とも言えないところもありますが)
クラクションや警笛といった「危険を知らせる音」が聞こえない可能性もあります。

…と考えていて思ったのが、
「必要なノイズ」と「不必要なノイズ」とを聞き分けるというか、
音楽を楽しむなら楽しむで、
判断しておかなければいけないのではないか、と感じるのです。

情報の取捨選択は、自らの命を守ることにもなる。
関係ないと思えるものでも、ある程度は情報として拾えるようにしておく。

昨年の事故ですが、冬の静けさに音というものの大切さを改めて思い、
あえて書かせていただきまいた。

冒頭に書きましたような事故が無くなりますよう、願っています。

2008年1月16日水曜日

初釜


昨日、初釜を行いました。毎年、1月中旬くらいに行っています。
残念ながら、私は御用(仕事)の関係で参加できませんでした…。

今月はボランティアで数回、初釜(お茶会)を行う予定でいます。
ボランティア先ではいつも喜ばれていて、
準備したお茶菓子の数が足りなくなることもあります。

お茶の精神には、あまり詳しくありませんが、
作法などを見ていると、身も心もピシッとなりますし、
抹茶をいただくと、不思議と心が落ち着きます。
コーヒータイムや3時のおやつも好きですが、
やっぱり改めて「お茶をいただく」というのは違いますね。

子どもの時に飲んだ苦いもの…
風邪薬の次は抹茶だったと思います。

豊臣秀吉は黄金の茶室を作らせたとか。
時は戦国…武将たちも心の安らぎを求めていたのでしょうか。

2008年1月14日月曜日

風速

「くしゃみのスピードがとてつもなく速い」というのが頭に片隅に残っていまして、

ネットで調べてみました。




嚔(くしゃみ)は320km/h。

ちなみに咳(せき)の風速は200km/h~400km/hらしいです。


新幹線の最高の速さがおよそ300km/h。

台風の風速がおよそ120km/h。
また、1回の咳(せき)で2kcalのエネルギーを消費するそうです。

50回すればジョギング12分するのと同じエネルギーが消費されるとか。



くしゃみ、せき、共にウイルスを外に出そうとする働きみたいです。



加えて、しゃっくりは1回、1キロカロリーだそうで。

鼻やのどの奥に詰まったものが肺に行かないようとする横隔膜の動きだとか。



ちなみに、

胎児の心拍や呼吸運動は大人の二倍の速さで、しゃっくりも二倍の速さとか。

これは生後3ヶ月まで続くといわれているそうです。



人間の普通の呼吸の風速は10m/h~20m/h。

これは自転車と同じくらいの速さです。



体の方は想像もつかないくらいのところで、闘ってくれています。

また、新しい・小さないのちは懸命に生きようとしています。



自分の体、大切にしたいですね。

2008年1月11日金曜日

リズム

元バンドマンの知り合いとの会話の中で…

「ベースやドラムってのは、同じ音を刻まなければいけないから、上達するほど、そこが難しくなる。」

同じリズムを取ることが難しい、しかも上達するほどです。
私はベースやドラムをやったことがないので、よく分からない部分もありますが、
とにかく、基礎・基本のリズムを刻むことが多いということですね。
上手くなればなるほど、試したいし、応用に走りがちです。
その点がギターと違うとのことでした。
音楽をされている方の中には、違う意見もありそうですが、
この話を伺って「上達するほど難しい」という言葉が耳に、頭に残りました。

むしろ、上達してからの方が、難しくならないといけないのかも知れませんね。
【より確実なリズムを刻むことや、より安定した音を取ることが求められる】
ということだと思います。
基本に立ち返り、基本を強化する。
案外、見落としてしまいがちな部分だなと感じました。

2008年1月7日月曜日

初祭典

昨日は、今年初の月例祭でした。私どもは初祭典と呼んでいます。
元日祭は元日祭で、年の特別な祭典という捉え方をしています。
前橋教会では、10日と22日に近い日曜日を月例祭、月例霊祭としています。
(他の行事等で変更する場合もあります)

さて、昨日は初祭典後、新年会を行いました。
年末年始に帰省されていた人も戻ってこられて、賑やかな新年会となりました。

尚、信者さんのプライバシーもあり、今回は写真を掲載いたしません。
ご了承いただきたいと思います。
掲載が可能な写真がありましたら、随時掲載していく予定です。
よろしく御願いいたします。

2008年1月5日土曜日

ボランティア

今日は今年2回目のボランティアに行ってきました。

私が行っているボランティアは、精神病院のデイケアです。

関わって3~4年になるでしょうか。

そこでスポーツを中心に、お手伝いさせていただいています。



デイケアに参加される方たちですので、比較的、活動的で、症状も軽度な方たちと触れ合っています。

年末年始も、それぞれ思い思い過ごされたようで、また元気な顔を見られて嬉しかったです。



また、こちらのデイケアのプログラムで、色々と勉強させていただいております。



最近、特に考えさせられたのは、アサーショントレーニングというものです。

正式には、アサーティブネストレーニング 【assertiveness training】となりますが、

アメリカで 1960 年代に始まった自己主張行動の訓練技法で、主張訓練のことを指します。



この中で、幾つかの質問に答えるものがあり、

その結果から、どう自分の行動を変えていけばよいのかというものがありました。

その1つに「人を傷つけるのは、どんな理由があるにせよ絶対いけないことだと思う」
という項目がありました。

参加者も私も、その考え方について「かなりあてはまる」か「ややあてはまる」と答えました。

そうすると「その答え、考え方は間違っています。」という講師からの返答。

理由は、「絶対いけないと思っていると、もし自分が逆の立場になった時に、
過剰な防衛反応をしてしまう。」とのこと。
傷つけてしまうこともある、そんな、ある程度ゆとりを持った考え方を教えられました。
同時に、絶対傷つけてはいけないという思いから、
自己主張に枠を決めてしまう可能性もあるそうです。

なるほどなぁと、勉強になりました。
また、感じること、考えさせられることがありましたら、ご紹介させていただきたいと思います。

2008年1月4日金曜日

お鏡


こちらは元日祭にお供えした鏡餅をお下げしたものです。
綺麗なヒビが入っております。
…とここまで書きまして、「綺麗なヒビ」と書いたことが不思議です。
心というものは、まん丸が一番よいとは思います。
しかしながら、完璧な○というのはないでしょう。
綺麗なヒビが入ったことで、食べやすい形に切りやすくなる。
全くゼロから切り始めるのはしんどいことです。
或いは削るという作業にしても、きっかけがないと難しい。
鏡餅を見て、そんなことを思い浮かべました。
まだまだ完璧とはとても言い難い私の心は、
金光教のご信心を進めることで、
綺麗なヒビを入れさせて頂けているだろうか。
そんなことを思ったりもしました。
文字通り、「鏡」餅とは、
自分の心を映してくれているようでした。
今後も、このような、文字通りの「切り口」で、
自分の心に問いて参りたいと思います。

2008年1月1日火曜日

元日祭




10時30分より、教会長祭主のもと、元日祭が仕えられました。
元日祭は、新年にあたり、新たな願いを立て、
お礼と改まりの心をもって、一年のことを祈願する祭典です。

前橋教会開教102年を迎え、

信心(信仰)実践として
「他人(ひと)のことを祈れる私にならせてください」との目標が立てられました。

身近な人、疎遠となってしまった人も含め、
自らの祈りを持って、信心環境を深めていきたいと願っております。

明けましておめでとうございます。

新たな年となりました。
皆さまには、今年も尚一層の健康とご多幸を祈念しております。

群馬県は、元日にニューイヤー駅伝があります。
TBSで放送されているものです。
教会では元日祭が仕えられますが、
参拝の方で国道50号を利用される方は、
時間帯によっては交通規制が敷かれるため、
時間を狙って帰らなければなりません。

そこら辺が、他県と違って、ちょっと慌ただしい群馬のスタートとなっています。