2017年12月8日金曜日

矜恃。

印象に残っている言葉です。研修会司会で読み間違えたもので(苦笑)
一昨年の研修会だったでしょうか、研修会テキストの表紙に「矜恃」と書かれてありました。今となってみて、なるほどなぁと思います。
 事務研修でしたので、そのテキストを基に勉強するわけです。「ここから先は…」というメッセージが託されていたわけでした。

矜恃―自分の能力を信じていだく誇り。プライド。

能力は過信してはいけません。
反対語は不信…というより「過小評価」という方が近いようです。自分の能力を全く信じないということより、過小評価しているケースの方が多いでしょう。実はできるようになっていることがあります。

少しずつ高めていくという姿勢。研修の中身をしっかり学ぶことはもちろんですが、改めて心構えを思い起こしました。

2017年11月23日木曜日

雲海。




今日は群馬の山々の間に雲海でしょうか。
やや雨が上がって、底冷えする中に、
逃げ遅れた水蒸気の塊が。
幻想的な世界を見させてもらい、
心が洗われるようでした。

山間部は霧で大変かと思います。
どうぞお気をつけください。

全体的に白く靄(モヤ)がかった感じです。
ただ、寒い中にあって、高低差もあって、
気温差が生まれると美しい景色となります。

視点のことでしょうか、立ち位置によるのでしょうか。

何かが集積していく中に、何かが見出だされる。
そんなこともあるように思います。

2017年10月27日金曜日

鬼灯。


お墓参りに行ってきました。
墓石の前にほおずきが落ちていました。
きっとお供えされたものだったのでしょう。

ほおずきは鬼灯と書きます。
ご先祖様への提灯としてお供えする意味合いもあるそうです。
鬼灯と書くくらいですから。
それにしても鮮やかな色でした。

鬼灯の花言葉は、マイナスなイメージが多く、
贈与してはならない花だそうです。
ただ、その花言葉の中にも「心の平安」というものがあり、
お供えする側の気持ちや願いが込められているようにも思います。

2017年10月16日月曜日

秋と冬。

一段と寒くなりました。山茶花(さざんか)が咲いています。雨で散っているものもあって。




秋の終わりから冬にかけての花でして、童謡「たき火」の歌詞にも登場します。

天気予報で気温を知ることができ、服装の対策も立てられますが。
季節の花や童謡のイメージで改めて寒いということが分かります。

先人の知恵でしょうか。

何となく覚えている童謡の歌詞には、動植物や景色が登場します。
自然や季節を感じさせてくれます。
天気予報で気温予想が出されて、暑い寒いを思うわけですが、
やはり「生きているもの」の変化を目にしますと、より実感できます。

何か、共に生きているからこその実感なのだなぁと思います。

雨の中で、鳥たちが柿を啄みに来ています。
すばしっこくて写真に収めることはできませんが、鳥も寒さを感じつつ食べ物を探していることでしょう。

童謡の歌詞を思い浮かべつつ、秋と冬を感じた肌寒い朝でした。

2017年10月12日木曜日

熟成中


木通(あけび)を頂きました。
なかなかお目にかかれなくなりましたね。
スーパーとかで、探せばあるのでしょうか。
開くまではナスと見間違う感じです。

子どもの頃、多分バナナの仲間だと思ってました。
見た目はソックリですし。

もう片方の、開く前の分を見ると、
開くまで、本当に守っているのだなぁって思います。

最終的には、種子を運んでもらうため。
動物が好む匂い、味。
頃合いを見て、次代に託すために。

自己満足だけでなく、
他己満足をさせつつ、
最終的に自己の目的を果たす。

そこには、食欲に訴えかけるものがあります。
きちんと、需要に応えうるものとしての
完成されたものがあります。

次代に託すことは何だろうか。
自分の中で、育てられているだろうか。

タイミングを間違うことなく、
成熟する過程を踏んでいきたいものです。

2017年9月28日木曜日

夏の終わり。

もうすぐ10月です。
衣替えになりますが、
夏がまだゆっくりしてるようで、
服装が難しい今日この頃です。

先日、電線に器用に捕まって啼くセミがいました。
もう少し、学校とか、
緑がある所の方が「可能性」があるんじゃないか。
そんなことを思って見つめてました。
緑が無くなってきたのが原因―
と考えながら、いや待てよ、と。
すぐに色々と結びつけて考えがちだと、やや反省。

セミは精いっぱい啼くことに、先ずは意味があって。
どこで啼くとかは次の話かなぁ…と感じました。

繰り返し続く声には「啼く」を当てるようです。
セミには啼くが似合うと思っています。

先ずは精いっぱい。
取り組む事柄があるのであれば邁進したい。
その事を教えてもらった夏の終わりでした。

2017年8月22日火曜日

夏から秋へ。

アサガオを見かけました。夏を感じます。立秋から秋分までが残暑期間のようで、残暑に入って2週間が経過しました。残りは1ヶ月。



例年、夏を名残惜しく思う性分なのですが、今夏はふとこの時期にブログを更新することとなりました。どちらかと言うと、お盆を過ぎてから余裕が出てきて、何か見通したくなった感じです。こう、自分の中で、何かで遮っていたようにも思います。それは忙しさだったかも知れません。暑さに思考回路が滞っていた部分もありそうな感じです。暑さにようやく慣れてきたのでしょうか。

夏から秋に向けて。
○○の秋とは、よく聞きますが、その準備も含めて取り組みを見出だしていきたい今日この頃です。

2017年6月30日金曜日

涵養。

最近知った言葉です。かんよう。

意味は、

自然にしみこむように、養成すること。
無理のないようだんだんに養い作ること。

何とも素敵な言葉です。
「醸成」の手前、準備の段階。

自分として出来るようで、それでいて難しいこと。
一瞬、指導側が仕掛ける言葉のようで、
自らの心がけとして、必要なことのように思えます。

信仰においても、無理があっては、
しみこまないように思います。

染み込むのか、浸み込むのか。
そんな変換を考えてみたり。

意識して、自然に。
自分に働きかける姿勢として、
求めていきたいものです。

2017年4月28日金曜日

還暦。

先日、茶道ボランティアへ
行かせてもらった時のこと。
私は荷物運びがメインでしたが。

ある利用者さんが
「自分で点ててみたい」と
言ってきました。



自分でお茶を点てていくうちに、
「60年ぶりみたい」と、
昔、習っていたことを
思い出されたそうです。

ご本人も、職員の方も喜んでおられて、
「お手伝いして良かった」と
思いました。

60年前の、習い事との出会い。

その場に出会い、時間を共有させて頂き、
ありがたく感じました。

2017年4月12日水曜日

窓越し。

昨日の冷たい雨の中、何とか持ちこたえている桜。



今日は夕焼けに映えていました。
もう、葉桜へ移りかけですが。

…何か、頑張ろうと思いました。

2017年2月27日月曜日

計画。

月末の1日前。
ある程度、
月替わりでの見通しを考え始めてます。
僕個人的には、月替わりは
忙しい時期に差し掛かります。

今月はどうだったか。
来月はどうなりそうか。

忙しくなるのは予想されるのですが、
今までにない感覚です。
忙しくなる前の、不思議な読み。

少し、準備ができてる。
かと言って、予定通り終えられるかは
別の話になります(笑)

やるべきことを思い描いていますが、
イレギュラーなこともあるでしょう。
あとは体力とも相談しながら…
体力的に厳しいとなれば、
回復を優先させる時間配分が必要です。

計画通りにはいかないことが多いです。
計画を見直す柔軟性も要ります。

見直せない時には、自分を見つめ直す。
それも計画として持ち合わせたいです。






2017年2月23日木曜日

準備。


「冬でも伸びてる」
柳は夏のものだと思ってました。
寒風の中にも、季節に向けて成長していました。

三寒四温、春の訪れはあるようですが、
「春三番」くらい、今年は風が強い日が何度かあります。

風に大きく揺れる柳は
今年の春先をどのように感じているのでしょうか。

2017年1月31日火曜日

胎動。

冬の公園が好きだったりします。

少しずつ、木々の芽が膨らんでいく様子。
雀がぷっくりとした体つきで、
「蓄える」という冬ならではのへの姿勢も。

暖かくなると、子供連れが集まる。
子供同士で、時には親も混じって、
無邪気にはしゃぐのを受け入れる。

それまでの、ちょっと静かな季節。
「春に向けて」という
ちょっとした変化を想像しているから、
冬の姿が好きなのかなぁと思います。
きっと、冬の姿だけだったら飽きてしまうでしょうね。

僕自身、何かの動きや変化がなければ
同じように思われるのかな?
なんてことがちょっと気になってしまったり。

自分としては「春まで」ってことで区切らず、
昨日よりもちょっと、明日に向けて少しずつ、
自らの成長を求めていきたいと思います。

2017年1月19日木曜日

軽重緩急。

最近出会った言葉「軽重緩急」。
物事を進める上での判断基準と言いますか、
「重要度」や「緊急性」について
言い当てている言葉です。

本来の意味とは違いますが、
自分には「心がけたい感覚」
として浮かんできました。

軽いものこそ丁重に、
急ぐものこそ緩やかに

つい、おざなりになってしまうと、
いよいよのところで、
何かが表出してきそうです。

今年の、自分としてのテーマでしょうか。

2017年1月14日土曜日

2017年を迎えて。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年は記念祭をお仕えさせていただきました。

今年は新たな節目に向けての、スタートの年。

共々におかげを蒙ってまいりたいと願います。