2018年12月30日日曜日

のぞく。


最近「池に映る景色」がお気に入りです。空と木々が映るのを見る。
「見つめる」という方が合っているように思います。今日は寒いようで、金魚の定位置も写真に収まっていて、上手く撮れたと思います。金魚を脅かさないように見る(撮る)ことを意識しています。

見方というか、見え方というか。そんなことを考えます。池をじっと覗くと見えてくる金魚。ぼんやりと眺めると反射しての空が映る。空の手前には木々があって、その隙間の空でもあります。池の水面には落ち葉が浮いていてで。金魚にはそれが目に飛び込んで来ているかも知れません。この写真からでも、見え方は人それぞれです。

ふと今年一番、僕の脳に映った景色は何だったかと思うのです。繰り返し見たものか。脳裏から描き出された映像か。意識を除くと見えてくるものと、意識して覗いて見えてきたものとがあります。それは来年に向けてのテーマとなりそうな気がしてます。今を通して、僕自身を映すもの。向こう側を見つめていきたいと思います。