駅のホームで気をつけをして「おはようございます!」と
挨拶する二人組の女子学生。
しかも時間差で一人ずつ深く頭を下げて、でした。
伝統校なんですかね。
その視線の先には先輩と思われる方々が
見向きもせずに談笑してました。
文化部っぽい感じだったけど、まだこういうのあるんだなぁって。
挨拶くらい返してあげたら?って思うけど…。
気がつくと、ここで相手を責めているんですね。
先輩を見かけたら挨拶をするっていう、
おそらく部活動の中でのルール。
守らなかったらどうなるかまでは分からないけど、
後輩らしき二人組は「しきたり」を守ったまで。
挨拶をするのが普通だとか、
挨拶されたら返すのが普通だとか、
そういった常識でなく、しきたり。
理不尽なようで、続けられてきたもの。
挨拶の度にわき起こる感情を
それとはなしに整理して…の先輩とのファーストコンタクト。
何気ない朝の光景に
関係のない第3者として、
なんでまた感情が動くのか。
「常識」に囚われている自分が居て。
「普通」のことを誉められない自分が居て。
誉めるより怒る、認めるより責める自分が居ること。
喜怒哀楽で、その場面によって、
どの感情を生み出すべきか。
怒りはストレスを生むこと…学んでいるはずなんです。
冷静に考えていけば分かるはずなんですけどね。
無反応や無関心で感情を圧し殺すのも良くないですが、
感情の持って行き方を考えさせられました。
正解や不正解というよりは
「どーせだったらプラスの方を見る」という
意識を持ちたいものです。