2008年1月5日土曜日

ボランティア

今日は今年2回目のボランティアに行ってきました。

私が行っているボランティアは、精神病院のデイケアです。

関わって3~4年になるでしょうか。

そこでスポーツを中心に、お手伝いさせていただいています。



デイケアに参加される方たちですので、比較的、活動的で、症状も軽度な方たちと触れ合っています。

年末年始も、それぞれ思い思い過ごされたようで、また元気な顔を見られて嬉しかったです。



また、こちらのデイケアのプログラムで、色々と勉強させていただいております。



最近、特に考えさせられたのは、アサーショントレーニングというものです。

正式には、アサーティブネストレーニング 【assertiveness training】となりますが、

アメリカで 1960 年代に始まった自己主張行動の訓練技法で、主張訓練のことを指します。



この中で、幾つかの質問に答えるものがあり、

その結果から、どう自分の行動を変えていけばよいのかというものがありました。

その1つに「人を傷つけるのは、どんな理由があるにせよ絶対いけないことだと思う」
という項目がありました。

参加者も私も、その考え方について「かなりあてはまる」か「ややあてはまる」と答えました。

そうすると「その答え、考え方は間違っています。」という講師からの返答。

理由は、「絶対いけないと思っていると、もし自分が逆の立場になった時に、
過剰な防衛反応をしてしまう。」とのこと。
傷つけてしまうこともある、そんな、ある程度ゆとりを持った考え方を教えられました。
同時に、絶対傷つけてはいけないという思いから、
自己主張に枠を決めてしまう可能性もあるそうです。

なるほどなぁと、勉強になりました。
また、感じること、考えさせられることがありましたら、ご紹介させていただきたいと思います。