中学生の時、家庭科の授業でのこと。
裁縫や料理は今でも苦手ですけど、よく覚えていることがあります。
「人間はゴミの中で生活をしている」
教科書には、家族の日常生活の挿絵に矢印が幾つもあって、
明日にはゴミになるものから、
数十年後にゴミとなるものを紹介していました。
ちなみに…前者では新聞紙、後者では家電など。
現代ではリサイクルブームやエコブームもありますが、
当時の僕にとっては、衝撃的な挿絵でした。
大量生産大量消費から、モノを大切にする時代へ。
ゴミを増やさないためには、先ずゴミを作らないこと。
そしてゴミをゴミのままにせず、工夫をすること。
さながら社会や道徳も含まれる授業であったと思い起こします。
あれから倍の年齢になって、僕はどうであろうかと。
せめて、僕にできることをやる。
何事もそうですが、そこからしか始まらないと感じます。